プレスリリース
(研究成果) 不耕起対応トウモロコシ高速播種機の活用Q&Aを公開

情報公開日:2018年3月30日 (金曜日)

ポイント

  • 農研機構がメーカーと共同開発した、飼料用トウモロコシの不耕起栽培に対応する小型・軽量な播種機(以下、開発機)について、活用するポイントをQ&A形式でとりまとめ、公開しました。
  • ホームページで公開しており、どなたでもダウンロード可能です。

概要

不耕起対応トウモロコシ高速播種機の活用Q&A表紙

  1. 従来の飼料用トウモロコシの栽培では、播種前に耕うん・砕土・整地など多くの作業を行ないます。不耕起栽培は耕うんせずに播種する省力的な栽培法で、天候の影響を受けにくく適期の播種が容易になる、燃料消費量を削減できる等のメリットがありますが、日本での普及は一部にとどまっています。
  2. 農研機構では、我が国のような狭小なほ場が分散する条件でも、効率的に飼料用トウモロコシを不耕起播種できる新たな播種機(以下、開発機)をメーカーと共同で開発しました。その市販化と合わせて、現地試験を行なった試験研究機関を中心に、不耕起飼料生産技術研究会を平成26年に発足させ、開発機を用いた不耕起栽培技術に関する意見・情報交換を続けてきました。
  3. 開発機や飼料用トウモロコシ不耕起栽培の一層の普及を図るため、現地試験等から得た、飼料用トウモロコシ不耕起栽培で開発機を活用するポイントを、試験事例集として取りまとめ、公表しました。
  4. 具体的な内容は別添(目次)のとおりです。図表や写真を多用し、情報を参照しやすくなるよう配慮して作成しました。
  5. 本書のPDFファイルは、下記URLからダウンロードできます。http://www.naro.affrc.go.jp/org/brain/iam/201804_fukoukiQandA.pdf【PDF:2.42MB】