プレスリリース
(安全性検査)新安全性検査で初めての合格 令和7年度農業機械安全性検査合格機(第1次分)の公表

 農研機構では、安全な農業機械の普及を図ることを目的に、農研機構法第14条に基づき、農業機械メーカーからの依頼に基づく農業機械の安全性検査を実施しています。

 農業機械の安全性能の更なる強化に向け、令和7年度より、海外や他分野の機械における安全性能の現状等を踏まえて、順次、新たな安全性検査基準を適用するなど安全性検査制度を大幅に見直しました。

 今般、新たな安全性検査制度の下、初めて2機種39型式が合格しましたので、下記のとおり公表します。農用トラクター(乗用型)は2027年より適用される基準に先行して適合し、コンバイン(自脱型)は2025年基準に適合しています。

 新たな検査基準の下、例えば、農用トラクター(乗用型)では、シートベルトの非装着を運転手に警報等で通知する「シートベルトリマインダー」や、離席すると動力取出軸への動力が遮断され、運転手が誤って作業機等に巻き込まれることを防ぐ「PTОインターロック」などが装備されています。

 検査合格機の本体には以下の証票(シール)が貼付されます。各メーカーのパンフレットやホームページでもこの証票が掲載されていますので、農業機械を選定する際に必ずご確認ください。

2027年基準

機種名:農用トラクター(乗用型) 

2025年基準

機種名:コンバイン(自脱型)