プレスリリース
農研機構における品種登録出願について

情報公開日:2008年10月31日 (金曜日)

農研機構では、種苗法に基づく品種登録出願を行いました。

鑑賞用ならびに食味等の優れた黄肉のもも品種、土壌病害に強度の抵抗性を示すピーマンの台木用品種、家畜飼料の自給率向上に寄与する稲、とうもろこし、ソルガム品種などの7品種について、品種の名称と特徴を添付資料で紹介します。


詳細情報

農研機構において品種登録出願した主な品種

植物の種類 名称 出願研究機関名 記者発表場所
1 もも ひなのたき 果樹研究所 枝垂れ性で花が美しく、果実も食べられる観賞用品種
2 もも つきあかり 果樹研究所 果肉が黄色で糖度が高く、酸味が少なく、食味の優れた中生品種
3 とうがらし (ピーマン) 台パワー 野菜茶業研究所 疫病、青枯病、モザイク病に対して同時に強度な抵抗性を示す台木用品種
4 きたあおば 北海道農業研究センター 北海道での栽培に適した極多収飼料用水稲品種
5 とうもろこし 北交65号 北海道農業研究センター 道央および道南地域に適し、栽培しやすく栄養価の高いサイレージ用品種
6 とうもろこし なつむすめ 九州沖縄農業研究センター 九州地域適し、穂が大きく栄養価が高い、晩播・夏播き用の飼料用品種
7 ソルガム SIL-05 九州沖縄農業研究センター 既存の高糖性品種に比べ糖収量が15%高いエタノ-ル原料向けの飼料用品