独立行政法人食品総合研究所
昭和産業株式会社
株式会社日本製鋼
背景・ねらい
食品の加工工程で発生するオカラなどの副産物の処理や再利用が、緊急に解決すべき課題となっています。これらの副産物を、農業や食品分野で用いられる生分解性素材として変換利用し、最終的に土に還元するための研究開発が行われていますが、耐水性が低いこと、さらに成形コストが高く、成形物の形状の自由度が低いこと等から利用が進んでいないのが現状です。
食品総合研究所と昭和産業株式会社、株式会社日本製鋼所は、プラスチック製品の製造に利用されている射出成形法に注目し、コーングルテンミールを添加したオカラなどの廃棄物を原料に、耐水性に優れた生分解性素材の製造方法を開発しました。この方法により、育苗ポットや食品容器など、様々な形状の容器が低コストで製造可能となりました。
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