画像をクリックするとPDFが開きます
草地の動態に関する研究は、放牧、採草、火入れ等の人為的撹乱により維持されている我が国の草地を持続的に利用推進するために、その基盤となる草地の長期的な植生動態を解明し、安定的な家畜生産の促進を目的としています。本報告書は、北海道から九州にかけて分布する野草地や人工草地の長期にわたる植生調査を中心に1972年から行ってきた研究の成果を、最終報告書として取りまとめたものです。