刊行物
生果実(いちご)の輸出用防除体系マニュアル
- カテゴリ
- 技術紹介パンフレット
- パンフレット
- 病害虫・鳥獣害
- タイトル
- 生果実(いちご)の輸出用防除体系マニュアル
- 発行年月日
- 2019年3月31日
- 概要
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生果実(いちご)の輸出には、輸出相手国における農薬の残留基準値や植物検疫に関する情報を入手する必要があります。また、残留基準値を超える農薬が検出される場合や植物検疫で問題となる病害虫の発生で輸出できない事例がみられます。
生果実を輸出する際に生じる、輸出相手国で異なる残留基準値への対応として、輸出相手国の残留基準値を把握したうえで、農薬に替わる代替防除技術を用いることで、生果実(いちご)の収量や品質を向上させる輸出用の防除体系の作成を目的として、各地の地域戦略に応じた防除体系の策定を目指して防除マニュアルの作成に取り組んできました。
本マニュアルは、平成28~30年度に実施した革新的技術開発・緊急展開事業(うち地域戦略プロジェクト)「生果実(いちご)の東南アジア・北米等への輸出を促進するための輸出相手国の残留農薬基準値に対応したIPM体系の構築ならびに現地実証」の成果をとりまとめたものです。
本マニュアルの利用に関しては、下記事項に十分にご留意いただき、生果実(いちご)の輸出促進につなげていただければ幸いです。本マニュアルを利用するにあたっての留意事項
- 平成30年11月末現在の国内と輸出相手国における残留基準値を参考に資料を作成しています。
- 残留基準値は適宜改訂されるため、輸出相手国の残留基準値の最新情報を必ずご確認ください。
- 本マニュアルに掲載されていない農薬成分の減衰については未調査であり、該当する農薬が使用できないことを意味するものではありません。
- 物理的防除や生物農薬の代替防除技術を利用した場合でも病害虫の発生に十分な注意を払い、生産者の判断で農薬使用等の防除対策をご検討ください。