畑wA01:JA幕別町畑作事業部会、大根・人参事業部会(北海道 幕別町)
実証参加教育機関
北海道帯広農業高等学校、帯広工業高等学校
実証課題名
農業用ドローンを活用した生育状況の確認や農薬散布の外部委託による、作業効率化と労働力削減の実証
経営概要
9,256ha(うち、小麦 2,992ha、豆類 1,443ha、馬鈴薯 1,646haほか)うち実証面積:小麦・にんじん2,900ha
導入技術
①計測・NDVIドローン②ドローン農業支援システム③農薬散布ドローン④十勝地域総合支援システム
目標
農薬散布時間の20%以上の削減・農薬散布にかかる人員の50%削減・防除時期判断(生育状態)にかかる時間の50%以上の削減
実証成果の概要
- 小麦の防除作業の農薬散布ドローン(アウトソーシング化)の活用により、労働時間(作業効率)を約20%削減(6ha-10ha/時間→9ha-13.5ha/時間)し、 農薬散布人員においても25%削減(4人1組→3人1組)し、感染症の拡大に伴う労働力不足を解消。
導入技術の効果
人材育成の効果(参加した学生の声)
- 90名の高校生が実証に参加し、このうち、17名がドローン操縦認定資格(拡張含む)を取得した。
- 参加した生徒からは、「ドローンの現場実証を通じ、とても効率よく作業できることが分かった。」などの声が寄せられるなど、生徒の就農意欲の高まりが感じられた。
今後の課題・展望
- 労働時間の削減及び人員削減については、引き続き農薬散布ドローン協調作業の作業体系を改良し、操縦者の補助員の連携の向上を目指す。
- JAネットワーク十勝農産技術対策協議会を通じて管内JAへの成果の普及につなげる。
問い合わせ先
幕別町農業協同組合 TEL:0155-54-4112 担当 営農部
下山
E-mail:
葛 西
E-mail:
関連リンク
キーワード
防除、農薬散布ドローン、NDVI、ドローン(センシング)、リモートセンシング、リモセン、十勝地域組合員総合支援システム(TAF)、情報共有ツール、アウトソーシング、作業委託、データ、営農管理システム、コムギ、こむぎ、小麦、畑作物、ニンジン、にんじん、野菜(根菜類)