岩手ふるさと農業協同組合(岩手県奥州市)

品目: ピーマン | 取組タイプ: 技術導入前コンサル型

スマートサポートチーム構成員
テラスマイル株式会社
活用支援を受ける産地構成員
岩手県農業研究センター、奥州農業改良普及センター、岩手県農林水産部農業普及技術課、岩手県県南広域振興局、岩手ふるさと農業協同組合

取組概要

岩手県奥州地域にてデータ駆動型産地づくりを目指す。

活用支援を受ける産地の思い

岩手県奥州地域では、パイプハウスによるピーマン等の果菜生産が盛んであるが、生産部会員の高齢化に伴う離農や規模縮小などが進展しており、今後の産地の維持・発展に向けた現状分析や将来予測などを取り入れたい。

スマートサポートチームによる活用支援の内容

データ収集・分析システム RightARM for Ex(施設版)を中心に導入を行い、課題の整理後に、必要に応じてデータ取得に向けた環境モニタリング機器等の導入を行う。本システムは、環境センターデータ、気象データ、青果物市況データなどを自動取得できるほか、生育・収穫記録等も簡易な操作で入力でき、収集したデータを一元的に管理し、目的に応じた分析を素早くできることに特徴がある。また、複数の生産者のデータを一元的に管理・分析する機能も有しており、普及指導員・営農指導員等が、データに基づく営農指導を素早く行くことができる。

期待される効果

見える化されたデータを活用し、最適な栽培計画策定、儲かる農業をデータドリブンで実現することが本技術の目指すところである。具体的には 、生産者段階では、営農・経営に関する情報の見える化による生産・経営改善の取組、産地指導者段階では、複数の生産者のデータを可視化による営農指導の高度平準化、営農指導資料作成の省力化、産地形成のための営農マニュアル作成・実装が期待される。

実地指導のスケジュール

対象技術
①現状分析・目標設定 ②導入効果試算 ③サービス実装・技術指導 ④手引書作成 ⑤ワークショップ ⑥先進地視察

問い合わせ先

スマートサポートチームの代表機関
テラスマイル株式会社
本取組に関する照会窓口
RightARM事業部 渡辺 ()