農業の国際競争力の強化に向けては、先端技術を活用したスマート農業の社会実装を加速化し、人口減少社会を迎えて脆弱化が懸念される国内の食料生産基盤の強靱化を図る必要があります。
このため、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は、スマート農業実証プロジェクトで得られた成果を実証未参加の産地に横展開することで、スマート農業技術の社会実装の加速化を行います。
本事業では、スマート農業技術の活用を支援するスマートサポートチームと、支援を受ける産地とが合同でコンソーシアム(実施グループ)を結成します。スマート農業実証プロジェクトでスマート農業の実証を行った経験のある者を含むスマートサポートチームは、実施グループに参画している支援を希望する産地を対象に実地指導を行います。実施グループは、その実地指導の結果を踏まえてスマート農業技術の活用支援の手引き書を作成します。