

Bee&Flower小林(栃木県宇都宮市)【援C32】
品目: きく | 取組タイプ: 導入技術活用型
支援チーム構成員
(株)イーエムアイ・ラボ、(株)日本農業サポート研究所、公立諏訪東京理科大学
活用支援を受ける産地構成員
JAうつのみや菊専門部、栃木県河内農業振興事務所、栃木県経営技術課、Bee&Flower小林
【取組概要】
ゆりのアブラムシ類防除に特化したAI搭載型自動防除ロボット(UGV:Unmanned Ground Vehicle)を、害虫発生リスクが高い露地ぎく産地に合うかたちに仕様変更し、害虫防除技術の導入を目指す。

活用支援を受ける産地の思い
新技術導入に積極的な若手生産者がUGV導入に取り組むことで意欲向上、そして防除作業の自動化と労働安全性の向上を図り、きく栽培がさらに取り組みやすくなることを目指したい。
支援チームによる活用支援の内容
露地ぎく産地において、UGVを用いた防除技術体系の導入に向け、以下のようなロボットの検証や仕様変更の支援を行う。
・薬液ホースの自動延伸・収納機能の追加
・施設ほ場から露地ほ場仕様への変更
・薬液タンク一体型仕様への変更
・AI画像解析による病害虫発生予察への適応性の検証
・ほ場気象データ把握によるUGV足回りの改善
慣行栽培との労働時間の比較調査によって経営改善効果を示し、産地への技術導入方法をまとめる。
期待される効果
きく栽培の中間管理の多くを占める薬剤防除の自動化により、薬剤散布の労務コスト・農薬コストを抑え、病害虫防除に係る経費及び労働時間の低減、そして作業者の安全性向上が図られる。
実地指導のスケジュール
対象技術
AI搭載型自動防除ロボット(UGV)技術

問い合わせ先
実施グループの代表機関
(株)イーエムアイ・ラボ
本取組に関する照会窓口