下間農園(京都府南丹市)【援F36】

品目: 水田作(飼料イネ・稲WCS)
取組タイプ: 技術導入前コンサル型、導入技術活用型、データ駆動経営改善型

支援チーム構成員
(株)アルケミックス、天王ナチュラルファーム、
(株)マイファーム、全国農業協同組合連合会 京都府本部
活用支援を受ける産地構成員
京都農業協同組合、京都府南丹市、下間農園

取組概要

京都府南丹市農業は、中山間地共通の高齢化、担い手不足、耕作放棄地の増加を課題としている。
飼料イネ栽培および、それを原料とした稲WCS生産にスマート農業技術を活用することで、作業分散と作業省力を図る。 また、栽培データと成分分析データの関係者間での共有により、稲WCSの高品質性を担保し、地域内での稲WCS流通量の拡大に取り組む。

活用支援を受ける産地の思い

スマート農業を活用した飼料イネ栽培・稲WCS収穫と飼料サプライチェーン構築に取り組み、地域に広げることで 地域全体の農業生産性の向上へとつなげていきたい。

支援チームによる活用支援の内容

一人当たりの耕作可能面積の増大と経営収支の改善による課題解決を図るため、同じ中山間地で同様の課題解決に取り組む天王ナチュラルファームの支援により、 以下を実施する。
・会議およびイベントによる事業意義と目的意識の共有
・産地の課題意識の抽出 ・収益効果の試算提示
・直播作業支援・生育調査・可変施肥作業支援
・栽培管理・需給システム導入の支援
・稲WCS収穫作業、流通支援

期待される効果

本支援の複合的効果として、南丹市の生産者に飼料イネ栽培・稲WCS収穫、販売に活用できるスマート農業技術の普及促進、飼料イネ栽培農家数増と栽培面積の増加、及び、地域とのネットワークづくりによる稲WCS流通規模拡大を実現し、担い手一人当たりの耕作可能面積の拡大と経営収支を改善することが期待される。それによって持続可能な農業を南丹市に確立し次世代の担い手に引き継いでいくことを目的とする。

実地指導のスケジュール

対象技術
①ドローン直播技術、可変施肥、防除作業
②ドローンセンシング及び栽培支援システムの統合
③QRコードへの連動を支援

問い合わせ先

実施グループの代表機関
(株)アルケミックス
本取組に関する照会窓口
(株)アルケミックス 担当 森田
06-6942-3229