畜C02 (有)グリーンハートティーアンドケイ(栃木県大田原市)
実証課題名
次世代閉鎖型搾乳牛舎とロボット、ICT による省力化スマート酪農生産の実証
構成員
宇都宮大学、パナソニック環境エンジニアリング(株)、オリオン機械(株)、(株)ファームノート、NEC ソリューションイノベータ(株)、(株)チーム那須、北海道大学、大田原市、(有)グリ-ンハートティーアンドケイ
背景・課題
- 酪農業は年間労働時間が平均労働時間よりも200 時間以上長く、農業全般に指摘されていることと同様に担い手の高齢化、担い手不足、後継者不足の問題があり、さらなる省力化が求められています。
- 温暖化の影響により夏季が高温となり牛体への暑熱負荷が大きく乳量の低下、繁殖成績の低下、乳房炎等の疾病の増加による生産性が低下しています。
- 個体別に適切な繁殖管理、健康管理が求められています。
本実証プロジェクトにかける想い
世界最先端の牛舎換気システム(LPCV)、ロボット、自動機器、個体別行動検知技術等を導入し、クラウドで飼養管理制御する新たなシステムの効果を検証します。今後のスマート酪農の発展に貢献できるデータを提供します!
目標
- 乳量の20%増、総労働時間を30%削減
- 繁殖成績の改善、適期発情発見法の確立と適期発見による損失の低減、蹄病の早期発見法の確立とこれらによる損失の低減