畑G03 (有)グリーンサポート斐川、(農)上直江ファーム、常松種苗(株) (島根県出雲市)

実証課題名
担い手農地集積率80%からの挑戦 !「! 更なる水田フル活用による耕地利用率125%・後継者への技術継承」に向けたスマート農業実証
構成員
JAしまね斐川地区本部、島根県、出雲市、実証農場【(有)グリーンサポート斐川、(農)上直江ファーム、常松種苗(株)】、ウォーターセル(株)、ベジタリア(株)、(株)スカイマティクス、(株)エブリプラン

背景・課題

  • 担い手への農地集積率が80% に到達し、今後は面積拡大による農業所得向上が望めない
  • 米主体の農業経営から脱却し、高収益作物の導入による経営の安定化
  • 担い手である集落営農組織における構成員の高齢化による労働力不足

本実証プロジェクトにかける想い

実証品目は、水稲、大麦、ハトムギ、玉ねぎ、キャベツとし、その品目で現在において、先進的に取り組んでいる農業者を実証農業者とし、それらを組み合わせた20ha 程度の経営モデルを構築し、集落営農組織を中心に普及を図ります。
目指すべき方向性は、水稲・麦・ハトムギにおける労働時間をスマート農業により削減し、削減した労働力を活用し、新たに玉ねぎ・キャベツを導入して所得の向上を目指します。

目標

  • 10aあたり労働時間の短縮
  • 10aあたり生産費の削減(労働費除く)
  • 20ha規模経営体の所得の向上(2割増加)

実証する技術体系の概要