施H05 JA熊本市園芸部会茄子部会ほか (熊本県熊本市、山鹿市)

実証課題名
ICT技術やAI技術等を活用した「日本一園芸産地プロジェクト(施設園芸:なす・すいか)」の実証
構成員
熊本市農水局(代表機関)・(株)ソフトビル、(株)ファーム・アライアンス・マネジメント、テラスマイル(株)、(株)ルートレック・ネットワークス、(株)イノフィス、(株)萩原農場生産研究所、熊本県立大学、熊本高等専門学校、熊本市農業協同組合、鹿本農業協同組合、熊本県農業研究センター、熊本県県央広域本部農林部農業普及・振興課、山鹿市

背景・課題

  • [現場における4 つの課題]
    • 高齢化・担い手不足

    • 営農指導員不足

    • 限定的な販売先

    • 労働負荷

  • [農業ITの課題]
    農業ITの利用は少しずつ進んでいるものの、各種情報を総合的に活用して農業者が「もうかる」形にはなっていない。その理由は、
    • 未だに現場では各種情報が紙ベースで運用され、情報がデジタル化されていない。
    • ITツールが個別機能としては利用されているが、相互に連携ができておらず、同じようなデータを何度も入力するなど、農業者の負担が増加。その結果、データ化されていない情報の蓄積は進んだが、各種情報を連携させた運用が全くなされていないのが産地の実態。

本実証プロジェクトにかける想い

4つの課題をITで解決するモデルを地域に構築
  • 農業ITの課題は、
    ITを提供することではなく
    ITを使う文化とエコシステム
    を創ること

目標

  • 全国の園芸産地があこがれ、目標とする「日本一の園芸産地」を熊本市で実現
  • 園芸産地にICT技術、AI技術等を導入し、スマート農業を全国展開する新たなビジネスモデルを熊本市に創出

実証する技術体系の概要