大B03 (株)十三湖ファーム(青森県中泊町)

実証課題名
冷害を回避し多収を実現する大規模水田作スマート農業の実証(津軽西北地域)
構成員
津軽西北地域スマート農業実証コンソーシアム
(地独)青森県産業技術センター農林総合研究所、青森県西北地域県民局農業普及振興室、(株)十三湖ファーム、(株) みちのくクボタ、クボタアグリサービス(株)、十三湖土地改良区、(一社) 全国農業改良普及支援協会、(一社) 食品需給研究センター

背景・課題

  • ヤマセを克服して高生産性稲作を支えてきた小規模稲作経営体が、高齢化等で大量リタイヤ。大規模経営向けの「新たな冷害回避技術」の構築が急務。

本実証プロジェクトにかける想い

我々の地域では、寒冷地稲作技術を確立した熟練者が、全国でもトップクラスの高い生産性を維持してきました。未来の米づくりを担う100ha規模の大規模稲作経営体が、スマート農業技術を導入することで、熟練の技を大規模経営においても継承でき、きめ細やかな栽培管理と省力性を両立させ得ることを実証します。スマート農業技術の寒冷地での活用場面をお見せします!

目標

  • 労働時間を現状より15%削減、慣行(東北5ha 以上の統計値)より40%削減する。
  • 平均収量を現状より5%向上させる。(570kg/10a → 600kg/10a)

実証する技術体系の概要