輸D03 田中農園(株)(福井県坂井市)
実証課題名
輸出用米を加えた2年3作体系(水稲+大麦+大豆)の超低コスト大規模営農体系の実証
構成員
福井県農林水産部園芸振興課、福井県農業試験場、福井県坂井農林総合事務所、(株)北陸近畿クボタ、クボタアグリサービス(株)金沢事業所、(株)クボタ、ドローン・ジャパン(株)、花咲ふくい農業協同組合、福井県経済農業協同組合連合会、田中農園(株)
背景・課題
- 水稲、大麦、大豆の2年3作体系の水田農業地帯
- 認定農業者等への農地の集積が進み、100ha規模以上のメガファーム等が増加
- 規模拡大に伴う農作業の集中、大麦・大豆の播種遅れによる収量減
- 米の新たな販路開拓に向けた、良食味な輸出用米を需要に見合う価格で生産する超低コスト栽培技術の確立
本実証プロジェクトにかける想い
私たちは輸出用米を加えた水稲+大麦+大豆の2年3作体系による超低コスト大規模営農体系を、大区画・パイプライン化により生産基盤の行き届いたエリアで実証し、水田大規模経営における所得向上モデルとして、スマート農業の普及に貢献します!
目標
- 輸出米の超低コスト栽培技術により、収量720 kg /10a、生産費8,000 円/60 kg
- 2年3作体系の収量1割アップ、労働時間3割削減
- 100ha への経営規模拡大、収量アップ、余剰労力を活用した園芸導入で所得アップ