果2F05:(株)きてら(和歌山県田辺市)

実証品目: ウメ、柑橘 | 実証面積: 30ha

実証課題名
中山間地における果樹(かんきつ・梅)生産のスマート化プロジェクト
構成員
(株)秋津野、(株)きてら、(株)秋津野ゆい、紀南農業協同組合、和歌山県西牟婁振興局農業振興部、田辺市農林水産部、和歌山大学食農総合研究教育センター

背景・課題

  • 田辺市上秋津地域は古くからのみかん・柑橘、紀州南高梅の産地である。特に柑橘においては温暖な気候を活かし周年収穫体制が整っている。
  • みかん・柑橘においては中山間地の急傾斜の園地で栽培されているが後継者不足や高齢化が加速している。将来に向けて、地域として残す園地と里山に戻す園地の選択も喫緊の課題である。

本実証プロジェクトにかける想い

私たちの地域は、急傾斜の園地でみかんや柑橘、水田転換園地では紀州南高梅の栽培がなされている。
これまでは、スマート農業の困難地であるかのように考えられてきました。しかし、私たちの中山間地域でもすぐに実現可能なスマート農業を実証したいと考えています。
2年間の実証期間で、他の産地でも利用可能なスマート農業の地域における仕組みを提供します!

目標

  • 気象観測データを活かした栽培管理や適期防除で栽培歴防除指針より防除経費の5%削減。
  • オンライン農業日誌アプリでの情報共有や伝達による作業効果の向上と無駄の削減
  • 本格的なリモコン式草刈機で草刈り機作業の労働時間を1/3 まで省力化

実証する技術体系の概要

問い合わせ先

実証代表

農業法人株式会社秋津野

E-mail:


https://smart.agarten.jp
視察等の受入について
農業法人株式会社秋津野 柏木 満

E-mail: