果2H08:長崎せいひ農協長崎びわ部会(長崎県長崎市)

実証品目: びわ | 実証面積: 150ha

実証課題名
びわの品質を保証する生産から出荷までのスマート農業技術の実証と農福連携の推進
構成員
長崎県(農林技術開発センター、県央振興局、農産園芸課)、長崎西彼農業協同組合、NPO法人ドローンエイド、国立大学法人徳島大学、(株)TSW、ヤンマーグリーンシステム(株)、(有)トーワテック、(株)サンダイ、(株)長崎ワンダーリーフ、長崎市農林振興課、長崎西彼農業協同組合長崎びわ部会生産者

背景・課題

  • 5月に集中する収穫期に生産者が行う選別・箱詰め作業が規模拡大を抑制
  • 消費者が求める高糖度や内部腐敗がない果実を選別できない出荷体制

本実証プロジェクトにかける想い

長崎びわ部会は、栽培面積、出荷量が全国一のびわ産地です。しかし、寒害や台風被害などにここ20年で栽培面積や担い手も大きく減少しています。また、消費者の信頼を損ねる流通段階での内部腐敗の発生はクレームの原因となっています。そこで、(1)糖 度や内部腐敗を判別するスマート選果システム、(2)農薬散布や運搬作業を省力化するドローン利用技術、(3)気象観測と園地システムによる収穫予測システム等のスマート農業技術を導入し、「また買いたいびわ」を生産・出荷するびわ産地を目指します!

目標

  • びわ'なつたより'の出荷量の5%以上をブランドとして出荷
  • スマート選果システムで家庭選果・箱詰を代替し労働時間を10%以上削減

実証する技術体系の概要

問い合わせ先

実証代表

長崎県農林技術開発センター 後田経雄

E-mail:

視察等の受入について
長崎西彼農業協同組合 南部営農経済センター
別所重幸 Tel: 0957-47-5586