露2D07:(有)安井ファーム(石川県白山市)
実証品目: ブロッコリー | 実証面積: 64ha
実証課題名
水田農業の高収益化を推進するブロッコリー大規模経営スマート化実証
構成員
石川県農林総合研究センター、(有)安井ファーム、ヤンマーアグリジャパン(株)、(株)スカイマティクス、丸果石川中央青果(株)、(公財)いしかわ農業総合支援機構、石川農林総合事務所
背景・課題
- 当地域では水田の高度利用のため水稲と麦、大豆にブロッコリーを組み合わせた 2年3作体系を推進。
- 水田でのブロッコリー栽培では、排水不良により、耕起・畝立ての作業適期が限られるとともに、畝成型にはオペレーターの熟練度が要求される。
- ブロッコリーは生育がばらつきやすく、同一ほ場でも十数回に分けて手収穫するため、収穫労力が過大。
- 国産の加工業務需要に応えるため、生産コストを削減した収穫・出荷体系の確立が求められている。
本実証プロジェクトにかける想い
水田でのブロッコリー生産は、畑と比べ不利な点も多いですが、スマート農機を活用することで安定した生産体系を目指します!
また、収穫診断システム及び収穫機を活用し、生産規模拡大や加工業務用出荷を可能にする省力・低コストな収穫・出荷体系を実証します!
目標
- 労働時間の削減(47.4 時間/10a→37.2 時間/10a、22% 減少)
- 収量の向上(725kg/10a→940kg/10a、30% 増加)
- 収益性の向上(157 千円/10a →212 千円/10a、35% 増加)
実証する技術体系の概要
問い合わせ先
実証代表
石川県農林総合研究センター農業試験場
E-mail:
視察等の受入について
(公財)いしかわ農業総合支援機構
E-mail: