

施2H04:南島原スマート農業研究会(長崎県南島原市)
実証品目: アスパラガス | 実証面積: 28.6a
実証課題名
スマート農業技術の活用によるアスパラガス生産体系の確立
構成員
南島原市、(株)セラク、南島原市IoT推進コンソーシアム、長崎県立島原農業高等学校、
島原雲仙農業協同組合、長崎県島原振興局、南島原スマート農業研究会
背景・課題
- 南島原市は全国有数の農業生産が盛んな地域であるが、高齢化や人口減少に伴い、農業従事者が減少してきているため、新たに農業参入しやすいアスパラガスに着目し、長崎県と連携して就農支援を進めている
- 若い方の新規就農を進めていくためには、就農者が安定的な農業経営を実現できるアスパラガス生産体系を構築する必要がある

本実証プロジェクトにかける想い
スマート農業を活用することで、アスパラガスの生産において重要な温度管理や水管理を可視化し安定的な生
産を実現、さらに、ボトルネックとなる収穫・出荷にかかる労力を低減した生産体系を確立します。
また、この生産体系を地元の農業高校を通じて将来の担い手に浸透させることで、島原半島における新規就農者の創出を実現いたします!
目標
- 環境モニタリングにより栽培ノウハウを可視化、体系化することで、74%の反収増、秀品収穫量の73.5%増を実現する
- ロボットによる自動収穫や、AIを活用した画像解析を用いた選別作業により、選別に要する時間を5.7%短縮し、歩留まりを5.3%改善、及び、収穫にかかる作業時間を108時間短縮する
※目標数値は実証農業者の平均値
実証する技術体系の概要


問い合わせ先
実証代表
視察等の受入について
南島原市農林課 小関 克稔
E-mail: