

5G3A2:ホクレン訓子府農場(北海道訓子府町)
実証テーマ:ローカル5G | 実証品目: 乳用牛 | 実証面積: 2,200m2
実証課題名
ローカル5Gを活用したフリーストール牛舎での個体管理作業の効率化に係る実証
構成員
(株)NTTデータ経営研究所、ホクレン農業協同組合連合会、(株)NTTドコモ、
宮崎大学、訓子府町、JAきたみらい、北海道イシダ(株)
背景・課題
- 畜産業は1戸当たりの経営規模が増加し、効率的な管理工程が求められているため、放し飼い方式(フリーストール方式)が多頭飼いに適しているが、個体管理面で酪農従事者に負担が掛かることが普及への足枷となっている。
- 管理工数を削減するための技術や物理的な往来等の制約を回避するためのリモート技術が普及していない。

本実証プロジェクトにかける想い
本実証では牛舎内で乳牛を放し飼いにするフリーストール牛舎普及のためにローカル5G技術とICTを活用し、
「①跛行検知*による異常個体の早期発見」
「②乳牛の位置検索にかかる稼働削減」
「③スマートグラスを使い現地の映像を遠隔先に転送することによる畜産コンサルティング」
などを行うことによって畜産業の経営改善に繋がると考えております。
管理工数削減・リモート化技術を確立し、訓子府町から全国の畜産業の発展に貢献します。
*跛行:牛の歩行状態が異常になること
目標
- 跛行検知や遠隔指導を行うことにより異常の早期発見及び重症化の抑止を行い、生産量の向上を目指す。
- 個体識別・位置検索システムの導入により乳牛の検索から発見までの時間を普段の20%以下にする。
実証する技術体系の概要


問い合わせ先
実証代表
株式会社NTTデータ経営研究所 社会システムデザインユニット
訓子府L5G実証事務局
視察等の受入について
畜産スマート農業実証コンソーシアム