

(農)東邦農園(静岡県島田市)
実証テーマ: 輸出 | 実証品目: 茶 | 実証面積: 20ha
実証課題名
有機抹茶の輸出拡大に向けた中山間地域におけるスマート農業技術の導入による生産・加工・流通体制の構築の実証
構成員
(株)マキノハラボ、(農)東邦農園、(株)KAWANE抹茶、国際航業(株)、(株)プログメイト、(株)アットビジョン、静岡県農林技術研究所茶業研究センター、静岡県(志太榛原農林事務所、経済産業部農業局)、静岡大学学術院情報学領域、東京大学空間情報科学研究センター
背景・課題
- 健康志向により、先進国及び新興国の富裕層を中心に茶の需要は拡大。令和2年の輸出額は162億円で前年同期比11%増大し、特に有機抹茶についてはその用途の多様性からも世界中で拡大。抹茶を含む粉末茶は金額において茶全体の輸出の約6割を占める。
- 中山間地域に位置し広域に分散した小規模茶園が多く、抹茶の原料であるてん茶の栽培管理において重要な被覆適期やその他管理を適切に判断することが困難であり、品質の低下に繋がっている。また、有機認証や環境認証等にかかる管理作業が膨大となり負担となっている。

本実証プロジェクトにかける想い
中山間地域に位置する島田市川根町、榛原郡川根本町は、高級煎茶の産地です。ところが国内での高級煎茶需要が低迷してきたので、新たな活路を見出すために有機てん茶の生産・加工・輸出に取り組みます。
目標
- 抹茶輸出量の20%増加、輸出仕向け先の増加
- てん茶荒茶の高価格帯製品を17%増加
- 有機認証等の維持・管理に要する作業時間の削減
- 生葉販売額を10%拡大
実証する技術体系の概要


問い合わせ先
実証代表
(株)マキノハラボ E-mail:
視察等の受入について
同上