田村農場(北海道幕別町)畑4A1

実証品目:小麦
実証課題名
リモートセンシングを活用した小麦等共同作業体系の実用化実証
経営概要
95.7ha(小麦42.0ha、豆類13.3ha、馬鈴薯16.4ha、甜菜10.0ha、人参8.6ha、長芋3.5ha、他1.9ha) うち実証面積:小麦(きたほなみ)16.0ha

導入技

①可変施肥機による肥料の精密散布 ②情報共有による効率化 ③小麦収穫・受入システムの改善

  • ①可変施肥による5%減肥及び5%増収 ②情報共有によるコンバイン台数10%削減
  • ③データシェアによるダンプ運搬効率を10%向上

目標に対する達成状況( TAFシステムを利用して可変施肥および位置情報共有を実施)

  • 可変施肥で小麦の品質向上により製品収量が2.3%増加(R4)した。また施肥量は5.5%(R5)削減。
  • コンバインの位置情報共有により使用台数は3.0%削減。
  • 収穫データシェアによって農産物集荷車両(ダンプ)の運行が効率化され、運搬効率が最大17.8%向上し目標を達成。 受入伝票等のペーパーレス化で現場での作業と事務作業を大幅に削減。
  • ※TAFシステム~十勝農協連が運用し十勝管内の組合員が利用する営農支援ツール

導入技術の効果

事業終了後の普及のための取組

  • 関係機関(十勝農協連、普及センターなど)と連携し可変施肥に必要なセンシングデータの提供、それに基づく施肥指導体制を整える。
  • TAFシステムの第三者利用(運送会社、農機メーカー、普及センター、町など)によりきめ細かい指導をすすめ、生産向上と経費節減の達成を目指す。
  • TAFシステムは十勝管内にある21のJAで利用可能であるため、JA幕別町での取り組みを普及し、十勝全体の活用を推進する。
問い合わせ先

JA幕別町 営農部 安部

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キーワード

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