

畑4A1: 田村農場【北海道幕別町】
実証品目: 小麦(秋播・春播) | 実証面積: 3,060ha
実証課題名
リモートセンシングを活用した小麦等共同作業体系の実用化実証
構成員
JA幕別町、田村農場、JA幕別町麦作連絡協議会、幕別町、十勝農業協同組合連合会、(株)ヰセキ北海道
背景・課題
現行運用している十勝地域組合員総合支援システム(以下:TAFシステム)には、多くの圃場情報などの個人情報が結びついているため、これを保護しつつ第三者も有効に活用できるシステムの構築が求められている。また、人工衛星によるNDVIデータをマップ上で閲覧できるが、これらの情報を活用した可変施肥技術の導入が望まれている。また、小麦収穫・受入時のペーパーレス化を進めることで省力化を図るとともに受入データをTAFシステムに結びつけ情報共有することにより収穫現場へのフィードバックや栽培技術改善につなげることが望まれている。

本実証プロジェクトにかける想い
本実証事業で、既存のTAFシステムを改良して、JA等の関係機関の第3者利用を可能にし、TAFシステムによる小麦収穫共同作業への支援により、作業の効率化、ペーパーレス化、営農改善を実現するとともに可変施肥技術により、生産性向上と持続的な農業生産を実現したい。
また、センシングデータ等の活用・解析による高度な農業経営を目指し、産地を守るとともに「スマート農業と幕別農畜産物の魅力」を発信するとともに、将来的に小麦だけでなく、牧草、ビートなど多くの作物に応用し、TAFを活用した情報共有の仕組みを十勝管内全域に広めたい。
目標
- 作業集約及びシェアリング等の効果により、運搬効率を10%向上。
- 可変施肥等の導入効果による5%の減肥、5%の収量UP。
実証する技術体系の概要


問い合わせ先
実証代表
JA幕別町 下山 一志
Tel: 0155-54-4112 E-mail:
視察等の受入について
JA幕別町 葛西 隆美
E-mail:
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