相良農園ほか(北海道厚沢部町ほか)露4A1

実証品目:カボチャ
実証課題名
カボチャ輸出産地における国産散布用ドローンによる連携防除の実証
経営概要
80ha(カボチャ40ha、その他40ha) うち実証面積:カボチャ4ha

導入技

①うどんこ病AI診断 ②農薬散布用ドローン ③営農管理システム

  • 農薬散布作業時間20%減、農薬散布回数10%減、収量5%増、腐敗果発生率5%減、
  • 輸出用カボチャ出荷量10%増、カボチャ所得5%増

目標に対する達成状況

  • 約1時間で現地圃場のうどんこ病の発症程度の把握が可能なAI診断技術を開発
  • 散布用ドローンの導入により散布作業時間を26%削減
  • 散布用ドローンでうどんこ病・つる枯病対策薬剤を適期に散布することで収量が4.2%増加
  • ドローンによる高濃度少量散布でも、慣行と同等に近い防除効果が期待できることを確認
  • ドローン利用面積の増大による機械費低下と収量増加によりカボチャ所得が3.5%増加

導入技術の効果

事業終了後の普及のための取組

  • 生産者との継続的な情報交換を含め、ドローンを用いた防除技術のチューニングやブラッシュアップを図る
  • 農研機構北海道農業研究センターにおいて農業技術コミュニケーターと連携して、見学対応、出前技術指導、 研修会等での講演を通し、実証課題の成果の紹介に努めていく
問い合わせ先

農研機構 北海道農業研究センター 寒地野菜水田作研究領域

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キーワード

防除、農薬散布ドローン、ドローン(センシング)、リモートセンシング、リモセン、営農管理システム、栽培管理システム、シェアリング、カボチャ、かぼちゃ、畑作物