露4A1: 相良農園ほか【北海道厚沢部町】

実証品目: カボチャ | 実証面積: 10ha

実証課題名
カボチャ輸出産地における国産散布用ドローンによる連携防除の実証
構成員
農研機構北海道農業研究センター、相良農園、西口農園、あっさぶ農匠、農研機構植物防疫研究部門、農研機構農業環境研究部門、北海道(檜山農業改良普及センター)、(一財)北海道食品開発流通地興、厚沢部町スマートアグリ推進協議会

背景・課題

カボチャの輸出産地である厚沢部町では、出荷量を低下させる貯蔵中の腐敗果発生の抑制が急務である。蔓が伸びるため地上からの薬剤散布に手間がかかるカボチャほ場において、ドローンを利用した薬剤散布技術が必要とされている。

本実証プロジェクトにかける想い

これまでは、収量を低下させるうどんこ病や果実腐敗の原因となるつる枯病の防除のため、畝間の蔓を動かして作業道を造成してから、ブームスプレイヤで薬剤散布を行う必要があった。生産者集団が複数の散布用ドローンを管理、運用することで、適期防除を達成し、輸出産地でのカボチャ出荷量を増加させる。

目標

  • 慣行防除と比べ作業時間20%減、農薬使用量10%減、収量5%増、貯蔵中の腐敗果発生率5%減
  • 輸出用カボチャ出荷量10%増、中核農家のカボチャ所得5%増

実証する技術体系の概要

問い合わせ先

実証代表

農研機構北海道農業研究センター寒地野菜水田作研究領域 中村卓司
E-mail:

視察等の受入について
同上