(有)かごしま有機生産組合(鹿児島県鹿児島市) 施4H3
実証品目:各種野菜苗(ナス等)
実証課題名
ハウス内環境の統合制御を活用した有機苗の安定生産による有機農業産地形成の実証
経営概要
有機育苗 0.1ha うち実証面積 0.1ha
導入技術
①統合環境制御システム(自動換気、細霧発生、自動加温)、底面自動給水 ②CO2局所施用
目標
- 有機苗供給割合50%増加、局所CO2施用により苗の乾物重5%増加、生産者の販売額3%増等
目標に対する達成状況
- 有機苗の供給量は事業前の約58倍に増加
有機苗供給割合も事業前の2%から90%に向上し目標達成 - 局所CO2施用により、リーフレタスおよびキュウリ苗の乾物重が40%以上増加し、目標を達成
- 組合員生産者の販売額が14%増となり目標達成
- 統合環境制御の導入により、灌水の時間が導入前の約8%(約92%減)
労働時間全体が約14%(約86%減)と大幅に減少
導入技術の効果
事業終了後の普及のための取組
- 実証課題終了後も、有機苗の供給量を増やし安定供給することで、周辺市町村も含めた有機野菜の産地形成の核となる施設として今後も継続的に運用する。
- 南薩地区や種子島地区でも本技術を導入し、有機苗を安定供給することで、有機野菜の産地形成・拡大を目指す。
問い合わせ先
(有)かごしま有機生産組合
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関連リンク
キーワード
統合環境制御、環境計測、営農管理システム、栽培管理システム、CO2局所施肥、二酸化炭素、野菜、有機苗