(株)アオキほか(岐阜県御嵩町) 水4E3

実証品目:水稲、大豆
実証課題名
ほ場条件不利地域における持続可能な食料生産を実現するためのスマート農機低コスト利用実証
経営概要
21.5ha(水稲14.5ha、大豆他7.0ha)うち実証面積:水稲12.5ha、大豆3.8ha

導入技

①営農管理システム ②自動操舵システム(既存トラクタに取付)+GNSS固定基地局 ③直進キープ田植機 ④センシングドローン ⑤収量コンバイン ⑥ブームスプレーヤー+GNSS固定基地局


スマート農機の導入による水稲生産コストの2割削減及び作業集約面積5ha
大豆におけるシェアリング機械の稼働面積10ha及びシェアリング利用者の営業利益2割増 等

目標に対する達成状況

  • 水稲生産コストはR5年に1俵60kgあたり16,981円となり、岐阜県経営モデル指標の試算から24%削減できた。
  • (株)アオキの作業集約面積(作業受託面積と経営面積の合計)は3.5ha増加した。
  • 大豆における4経営体の自動操舵システム搭載乗用管理機の稼働面積は16.9haとなり、目標を達成した。
    利用検討会を開催し、SNSで連絡調整することで、スムーズなシェアリングにつなげることができた。
  • R4,5年産地の水稲作業委託の営業利益は、自家栽培と比較し、目標の15,000円/10a増を上回った。

導入技術の効果

事業終了後の普及のための取組

  • 当地域において、生産者の高齢化の進行に伴い、中核となる4経営体に農地、作業の集約が進むことに対応して、 スマート農機による作業の省力化、効率化を実施していく。
  • 実証事業で制作したスマート農業実証事業PR動画(DVD)等を活用しながら、広くPRを行う。また、シェアリング活用を図ることにより、 スマート農機導入のコスト低減につなげるなどの経営上のメリットについて周知を行う。スマート農業技術の導入を希望する対象者のニーズや 経営状況等から判断して導入支援を行い、スマート農業技術の普及を促進する。
問い合わせ先

岐阜県 農政部 農政課

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