水4E3:(株)アオキほか【岐阜県御嵩町】

実証品目: 水稲・大豆 | 実証面積: 19.5ha

実証課題名
ほ場条件不利地域における持続可能な食料生産を実現するためのスマート農機低コスト利用実証
構成員
岐阜県、(株)アオキ、(農)ふしみ営農、田中農機(株)、(農)みざの、御嵩町農林課、JAめぐみの、(株)東海近畿クボタ、(一社)岐阜県農業会議

背景・課題

  • 本実証地域は、小区画多筆で条件の不利なほ場で水稲や大豆を中心とした農業が営まれているが、生産者の高齢化と担い手不足により地域の中核農家へ農地や作業の集約が進められている。
  • 中核農家の既存の労働力や機械だけではきめ細やかな栽培管理が困難になっているため、スマート農機の導入により作業の省力化・効率化を図るとともに、作業集約やシェアリングを通じて費用対効果の改善を行う。

本実証プロジェクトにかける想い

本実証地域は、水稲や大豆を中心とした農業が営まれる中山間地域で、中核農家への集約が進む一方で、中核農家の省力化・効率化や収量向上による経営改善が大きな課題となっています。
本実証プロジェクトでは、スマート農機による省力化・効率化に取組むとともに、同一品目で品種構成が異なる農家間においてシェアリングを行うことでコストを抑え、低コストでスマート農機を利用できる仕組みづくりを進め、 中山間地域の農業の維持発展を目指します。
また、本実証結果を県内農業者等へ情報発信し、普及を図っていきます。

目標

  • スマート農機の導入による水稲生産コストの2割削減及び作業集約面積5ha
  • 大豆を対象としたスマート農機のシェアリングを10haで実施及びシェアリング利用者の営業利益2割増 等

実証する技術体系の概要

問い合わせ先

実証代表

岐阜県農政部農政課
E-mail:

視察等の受入について
岐阜県農政部農政課
Tel: 058-272-1111(内線2808)