

畜4A1:(有)デーリィサポート、野原牧場【北海道帯広市】
実証品目: 飼料用トウモロコシ、乳用牛 | 実証面積: 500ha、100頭
実証課題名
データ駆動型スマート自給飼料生産・飼養管理システムによる持続可能な酪農産地形成の実証
構成員
農研機構北海道農業研究センター、野原牧場、(有)デーリィサポート、JA帯広かわにし、エゾウィン(株)、道総研(畜産試験場、酪農試験場天北支場)、北海道大学、北海道十勝振興局十勝農業改良普及センター、よつ葉乳業(株)
背景・課題
- 地域内の酪農家32戸の飼料生産作業を一手に請け負うコントラクターは、作業量の増加と作業時間の集中、人材不足や技術継承が課題。
- 利用者のトウモロコシ収穫作業が適期に行えず、収量や品質の低下が懸念材料。
→コントラクターにおける圃場情報と作業工程管理のシステム化による良質飼料生産が急務! - 酪農家は繁殖管理や疾病予防を低コストで行いたい。

本実証プロジェクトにかける想い
先進技術の導入・シェアリングにより、高収益・低環境負荷を両立した持続可能な酪農産地形成を目指します!
- マップを使った圃場情報・作業工程管理の見える化により、コントラクターの計画・実行・記録をスマート化!
- トウモロコシの適期収穫により地域全体の飼料生産量と品質を底上げ!
- 牛に機器を装着することなく、個体の乳量推移から、AIが繁殖適期の判断や疾病予防をサポート!
- 圃場生産履歴と牛乳の生産工程を見える化し、環境負荷に配慮した乳生産システムの構築へ!
目標
- コントラクターへの作業工程管理システム等の導入により、労働時間を10%以上削減
- AI乳量予測システムの導入による適正な搾乳期間提示と、疾病に伴う廃棄乳の減少で、乳量の5%向上
実証する技術体系の概要


問い合わせ先
実証代表
農研機構北海道農業研究センター 寒地酪農研究領域 上田靖子
Tel: 011-857-9268 E-mail:
視察等の受入について
農研機構北海道農業研究センター 寒地酪農研究領域 根本英子
Tel: 011-857-9235 E-mail:
Tel: 011-857-9235 E-mail: