JA西三河いちご部会生産者ほか(愛知県西尾市)施5E1

実証品目:いちご
実証課題名
JA 西三河いちご部会における生産から販売のデータ駆動一貫体系の実証
経営概要
1.58ha(いちご 1.58ha) うち実証面積:いちご 0.56ha

導入技

①-1 局所環境制御 ①-2 高効率ヒートポンプ ②スマート選果システム ③出荷量予測

  • 局所環境制御と高効率なヒートポンプによる燃油消費量 25%削減
  • スマート選果システムにより、いちごのパック詰め作業の労働時間 20%削減
  • 経営収益 5%改善

目標に対する達成状況 ※2025年3月末時点版

  • 高効率ヒートポンプと重油暖房機を併用したハウスにおいて、燃油消費量が77.5%削減。
  • スマート選果システムを用いることで、いちご1果当たりのパック詰め平均処理時間が、39.6%削減。
  • 局所環境制御、高効率ヒートポンプの利用、スマート選果機の使用を想定した新商品販売、出荷量予測情報に基づく販売戦略を行った場合の試算では、前年に比べて10a当たりの経営収益が17%増。

導入技術の効果

事業終了後の普及のための取組

  • ヒートポンプと重油暖房機のハイブリッド運転制御について、CO2排出量とコスト削減に最適な設定方法を検証し、導入効果の最大化を図る。また、植物群落の小さいいちごへの局所環境制御について引き続き検討し、収量・品質のさらなる向上を図る。
  • スマート選果システムによって得られる果実情報、圃場の着果数量から得られる出荷量予測といった産地内の果実情報を共同出荷に活用することで、生産者の所得向上と産地強化を図る。
問い合わせ先

愛知県西三河農林水産事務所 農業改良普及課 西尾駐在室

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キーワード

選果機等、統合環境制御(ハウス)、環境計測、収量予測、出荷予測システム、生育・収量の予測システム、イチゴ、いちご、野菜(果菜類)