(有)エイドスタッフ (岐阜県飛騨市)土5E3
実証品目:水稲・大豆
実証課題名
スマート農業技術による土地改良後大区画化ほ場における水稲・大豆作での豚ぷんペレット利用を中心とした環境保全型精密農業の確立
経営概要
31.9ha(水稲25.3ha、大豆5.7ha、野菜等0.9ha)うち実証面積:水稲3.7ha、大豆1.7ha
導入技術
①営農支援システム ②ロボットトラクタ ③GPS搭載車速連動ブロードキャスタ ④施肥・防除用ドローン ⑤食味・収量コンバイン ⑥レーザーレベラ ⑦シーダー ⑧播種同時除草剤散布 ⑨センシングドローン
目標
- 水稲:化学肥料3割削減、化学農薬1割削減、作業時間13.87時間/10a、化石燃料1割削減
- 大豆:化学肥料8割削減、化学農薬4割削減、作業時間6.62時間/10a、化石燃料1割削減
目標に対する達成状況
- 基肥にブロードキャスタでの豚ぷんペレット及びドローンでの化学肥料の可変散布により、水稲・大豆とも化学肥料使用量を8割削減し目標を達成。
- 気象データ及びセンシングに基づくドローンによる農薬散布により、化学農薬の成分合計量を水稲では1割削減、大豆では4 割削減し、目標を達成。
- 豚ぷん堆肥を基肥とし、化学肥料の追肥により、収量は水稲509kg/10a( 目標480kg/10a) で目標を達成。大豆では長雨による播種遅れ等に より107kg/10a ( 目標120kg/10a) となった。
- 大区画化及びスマート農機により、作業時間を水稲12.2 時間/10a、大豆5.1 時間/10a で目標を達成。
導入技術の効果
事業終了後の普及のための取組
- 大区画化ほ場におけるスマート農業技術により、労働時間削減効果が実証できたことから、水稲・大豆の豚ぷんペレットを基肥に利用した栽培体系の確立を目指す。
- 実証地区で得られた成果を今後、整備予定の市内65ha大区画化ほ場で活用する。
- 現地見学会等を通じて、県内外に実証成果を発信する。
問い合わせ先
岐阜県農政部農政課
E-mail:
関連リンク
キーワード
トラクタ(自動操舵システム)、自動運転、自動航行、可変施肥、肥料散布ドローン、防除、農薬散布ドローン、コンバイン(食味・収量センサ)、収量コンバイン、収穫、ドローン(センシング)、リモートセンシング、リモセン、営農管理システム、経営(経理)管理システム、栽培管理システム、イネ、水稲、ダイズ、だいず、大豆、畑作物、GPS ブロードキャスタ、レーザーレベラ