品種詳細
九州138号
カンショ「九州138号」は、いもの皮色や外観が優れ、線虫抵抗性を示す。蒸しいもの食味も良好である。
主要特性
- 「九州138号」は平成7年に、皮色やいもの外観が優れる「関東107号」を母、いもの外観が良好な「九州121号」を父として交配し選抜した系統である。
- いもの形状は紡錘形、皮色は赤紅で外観は「高系14号」より優れる。
- 蒸しいもの肉色は淡黄で食味は「高系14号」より優れる。
- サツマイモネコブセンチュウ抵抗性は「強」で「高系14号」より優れる。ミナミネグサレセンチュウには「やや強」の抵抗性を示し、黒斑病には「中」である。
- 育成地での上いも重は「高系14号」に劣るが、徳島の砂地畑では「なると金時」に優り、A品収量も高い。
- 貯蔵性は「やや易」で、「高系14号」よりやや劣る。
出願番号 (出願日) |
公表日 | 登録番号 (登録日) |
育成者権の存続期間 |
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21472 (2007年9月18日) |
2007年12月21日 | 19484 (2010年3月18日) |
25年 (満了日:2035年3月18日) |
交配組み合わせ | 旧系統名 | ||