品種詳細

すいおう

茎葉利用カンショ「すいおう」の地上部は繰返し収穫が可能であり、多収である。ホウレンソウ等と比べ、葉身の栄養性は同等以上、ポリフェノール含量は高い。ラジカル消去能や抗変異原性などの機能性にも優れるため、野菜や機能性食品素材として利用できる。

主要特性

  • 「すいおう」の茎葉部は繰返し収穫が可能であり、種いもからの栽培では、エレガントサマーやシモン1号より多収で、繰返し収穫による収量の低下が少ない。
  • 「すいおう」葉身のたんぱく質、食物繊維、ミネラルおよびビタミン含量はホウレンソウと同等以上である。
  • 「すいおう」葉身のポリフェノール含量は乾燥粉末1g当たり約140μmol(クロロゲン酸相当量)で、他の野菜と比べ高い。
  • 「すいおう」葉身のラジカル消去活性は高く、ポリフェノール含量と相関がある。また、抗変異原活性は他の野菜より高い。
出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
13696
(2001年8月 1日)
2002年6月20日 12184
(2004年8月18日)
20年
(満了日:2024年8月18日)
交配組み合わせ 旧系統名