品種詳細
ほしキラリ
サツマイモ「ほしキラリ」は蒸切干の外観や食味が優れる蒸切干加工用系統である。「シロタ」は、ほとんど発生しない。でん粉の糊化温度がやや低く糖化しやすい。
主要特性
「ほしキラリ」は、多収でいもの外観が優れる「関系112」を母、でん粉の糊化温度がやや低い「九州127号」を父とする交配組合せから選抜した系統である。
- 蒸切干の肉色は淡黄で、外観が優れる。また、蒸切干の食味は「上」であり、「タマユタカ」より優れ、良食味品種「泉13号」並みまたはより優れる。
- 蒸切干の「シロタ」が「微」と、ほとんど発生しない。
- 上いも収量は「タマユタカ」の6割程度と少ないが、「泉13号」より多い。
- でん粉の糊化温度が、「タマユタカ」、「泉13号」等の従来品種よりも5~6°C程度低いので、蒸煮時のでん粉の糖化が進みやすく、蒸切干の糖度が高い。
- ネコブセンチュウ抵抗性、つる割病抵抗性が「タマユタカ」より優れる。
出願番号 (出願日) |
公表日 | 登録番号 (登録日) |
育成者権の存続期間 |
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23498 (2009年2月23日) |
2009年4月22日 | 20816 (2011年5月24日) |
25年 (満了日:2036年5月24日) |
交配組み合わせ | 旧系統名 | ||
関系112×九州127号 | 関東127号 |