品種詳細
コガネマサリ
「コガネマサリ」は高でん粉で焼酎醸造特性や貯蔵性が優れています。また、いもの外観や貯蔵性に優れ、線虫抵抗性や黒斑病抵抗性を備えています。

コガネマサリの塊根
主要特性
- 焼酎醸造時の原料当たり純アルコール収得量が高く、甘味や丸味、すっきりとした香りを特徴とする焼酎ができます。
- いもの形状は「短紡錘形」で条溝と呼ばれる縦溝が「コガネセンガン」より少なく、外観が優れています。
- 標準無マルチ栽培の収量は「コガネセンガン」並かやや多く、でん粉歩留は「コガネセンガン」を上回ります。ただし、長期透明マルチ栽培では「コガネセンガン」より劣ります。
- サツマイモネコブセンチュウ、ミナミネグサレセンチュウおよび黒斑病に対して抵抗性を示します。
- つる割病抵抗性が「やや弱」なので、同病害の多発地帯では防除対策が必要です。
- 貯蔵性は「易」で「コガネセンガン」より優れています。
- 宮崎県で焼酎原料としての生産が始まっています。



| 出願番号 (出願日) | 公表日 | 登録番号 (登録日) | 育成者権の存続期間 | 
|---|---|---|---|
| 26970 (2012年4月20日) | 2012年7月19日 |  | |
| 交配組み合わせ | 旧系統名 | ||


