品種詳細

きたすずか

「きたすずか」は、ジャガイモシロシストセンチュウ (Gp) に「中」の抵抗性を有する加工・青果用品種である。国内で育成された初めてのGp抵抗性品種であり、既存のサラダ加工用品種「さやか」より枯ちょう期が早い「中早生」で、いも収量は「さやか」並である。

主要特性

  • 塊茎は「男爵薯」と同じ円形で目の深さは「男爵薯」よりやや浅い。皮色は「淡ベージュ」、肉色は「白」である。
  • 国内で育成された初めてのGp抵抗性品種であり、「中」のGp抵抗性を有し、ジャガイモシストセンチュウ (Gr) 抵抗性も併せ持つ。
  • 既存のサラダ加工用品種「さやか」より枯ちょう期が早い「中早生」で、収量は「さやか」並である。
  • サラダやチルドへの加工には適するが、油加工には適さない。

栽培適地

北海道

出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
36247
(2022年5月 2日)
2022年9月28日

交配組み合わせ 旧系統名
Eden / 十勝こがね 北海112号