品種詳細

吟のさと

吟のさと

・背丈が低く栽培しやすい酒米品種
「山田錦」並の酒米品質を備えながら、多収で倒れにくく栽培しやすい酒米品種です。地域に適した高品質な日本酒の原料米品種を目指して、酒造メーカーと共同で酒造適性の評価を進めており、2012年現在18社が原料米として使用しています。

主要特性

吟のさと

  • 出穂、成熟期は「山田錦」とほぼ同じの中晩生種で、暖地と温暖地の平坦部に適します。
  • 稈長は山田錦より20cm以上短く、倒伏に強いのが特長で,収量も山田錦より多収です。
  • 玄米は山田錦なみの大粒で、心白発生率は山田錦並でタンパク質含有率もほぼ同じです。
  • 精米適性や醸造適性は「山田錦」に近く、吟醸酒等への適性があります。
  • 現在福岡県をはじめとした5つの県で栽培され,18社が原料米として使用しています。

吟のさとの栽培特性

吟のさと

出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
21443
(2007年9月11日)
2007年12月21日 19356
(2010年3月16日)
25年
(満了日:2035年3月16日)
交配組み合わせ 旧系統名
山田錦/西海222号 西海酒255号