品種詳細
越のかおり
「越のかおり」は、寒冷地南部では中生の早に属する粳種で、日本型で、やや短稈、偏穂重型の高アミロース米の製麺用品種である。製麺時の麺離れが良く、麺への加工適性が高い。
主要特性
- 「越のかおり」は、インド原産の在来種「Surjamukhi」のWx座を、分子マーカーを指標とした連続戻し交配により、日本型品種「キヌヒカリ」に導入した高アミロース品種である。短粒の日本型品種であるため、選別、精米など従来の日本型品種に対応した調整方法が適応できる。
- 白米のアミロース含量は、「キヌヒカリ」、「コシヒカリ」より15ポイント程度高く、麺に加工した場合に麺離れが良く、商品化が可能である。
- 「コシヒカリ」より、出穂期は2日ほど早い"中生の早"、成熟期は「コシヒカリ」とほぼ同じ"中生の早"に属する。稈長は、「キヌヒカリ」並の"やや短"、穂長は"やや短"、穂数は「コシヒカリ」よりやや少ない"中"、草型は"偏穂重型"である。耐倒伏性は「コシヒカリ」より強く、"やや強"である。収量性は、標肥区では「コシヒカリ」よりやや少収であるが、多肥区では「コシヒカリ」並である。千粒重は、「コシヒカリ」よりやや重い"中"である。
- いもち病真性抵抗性遺伝子はPii を持つと推定され、圃場抵抗性は、葉いもちは"中"、穂いもちは"やや弱"である。穂発芽性は "やや易"であり、穂孕期の障害型耐冷性は「コシヒカリ」より弱く"弱"である。
出願番号 (出願日) |
公表日 | 登録番号 (登録日) |
育成者権の存続期間 |
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22398 (2008年3月31日) |
2008年8月 5日 | 20349 (2011年2月15日) |
25年 (満了日:2036年2月15日) |
交配組み合わせ | 旧系統名 | ||
キヌヒカリ/Surjumuki (インド原産の遺伝資源)//3*キヌヒカリ | 北陸207号 |