品種詳細

たちじょうぶ

「たちじょうぶ」は、北海道向けの極晩生の飼料米、稲発酵粗飼料兼用品種です。いもち病抵抗性が高く、耐倒伏性に優れますが、極晩生のため直播には適さず、成苗移植が望ましい品種です。

主要特性

  • 出穂期は「きらら397」よりも7日遅い"晩生の晩"、成熟期は20日遅い極晩生である。
  • 「きらら397」と比べて、稈長・穂長は長く、穂数は少ない"偏穂重型"の草型である。
  • 粗玄米収量は、「きらら397」よりもかなり多く、「きたあおば」と同等であるが、穂ばらみ期障害型耐冷性やいもち病圃場抵抗性に優れるため、「きたあおば」よりも安定して多収が期待できる。
  • 耐倒伏性は"強"であり、「きらら397」「きたあおば」よりも強い。
出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
25196
(2010年9月 8日)
2010年11月24日 21857
(2012年7月26日)
25年
(満了日:2037年7月26日)
交配組み合わせ 旧系統名
関東PL12 / 北海289号 // 北海PL8 北海310号