品種詳細
ゆきさやか
アミロース含有率とタンパク質含有率の両方が低い、北海道向けの極良食味の水稲品種です。「ゆきさやか」のアミロース含有率は温度による変動が少なく、既存のやや低アミロースの品種に比べて、気象条件にかかわらず食味が安定しています。
主要特性
- 出穂期および成熟期は、「ほしのゆめ」と同程度で、"中生の早"に属する。
- 「ほしのゆめ」と比較して、稈長・穂長は長く、穂数は少なく、草型は"穂数型"である。
- 玄米収量は、「ほしのゆめ」よりも8%程度多収である。
- 白米のアミロース含有率は、「ほしのゆめ」よりもやや低く、「ゆめぴりか」よりやや高い。
- タンパク質含有率は、「ほしのゆめ」「ゆめぴりか」よりも低く、炊飯米の白さに優れ、食味総合評価は「ほしのゆめ」「ななつぼし」に優り、「ゆめぴりか」と同等である。
- 障害型耐冷性は「ほしのゆめ」並の"強"で、いもち病圃場抵抗性も、「ほしのゆめ」並に弱い。
- 葉鞘褐変および褐変穂の発生が、「ほしのゆめ」「ななつぼし」よりも多い。
出願番号 (出願日) |
公表日 | 登録番号 (登録日) |
育成者権の存続期間 |
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25194 (2010年9月 8日) |
2010年11月24日 | 21855 (2012年7月26日) |
25年 (満了日:2037年7月26日) |
交配組み合わせ | 旧系統名 | ||
札系97100 (後の北海PL9) / 空育160号 | 北海302号 |