品種詳細

やまだわら

反収750kg以上の高収量が期待でき、関東・東北以西において、炊飯米の粘りが強すぎない特徴を活かした外食・中食産業向けや冷凍米飯等業務用、醸造用掛米等としての利用が期待されます。

主要特性

  • 育成地における玄米収量は、「朝の光」に対して早植標肥および多肥で30%程度多収です。また、関東・北陸以西地域の奨励品種決定調査試験でも高収量が得られており、多肥栽培で反収750kg以上の高収量が期待されます。
  • 玄米の外観品質は、「朝の光」より劣る"中中"です。炊飯米の食味は、粘りが弱く、「コシヒカリ」より劣り、「朝の光」、「日本晴」並の"中上"です。

「やまだわら」は除草剤成分ベンゾビシクロン、メソトリオンおよびテフリルトリオンに感受性のため、使用する除草剤には注意が必要です。

栽培適地

関東・北陸以西に適しています。なお、縞葉枯病に罹病性のため 縞葉枯病常発地には適しません。

出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
25764
(2011年3月30日)
2011年6月28日 23197
(2014年3月10日)
25年
(満了日:2039年3月10日)
交配組み合わせ 旧系統名
泉348/関東192号 関東239号