品種詳細
北瑞穂
「北瑞穂」は、北海道向けの白米アミロース含有率が約30%の高アミロース米品種であり、米粉加工用としての適性が高い特徴を持ちます。収量性にも優れ、米の新たな需要拡大に貢献することが期待されます。
主要特性
- 出穂期、成熟期は「きらら397」と比べ、それぞれ1日、4日遅い"中生の早"に属する。
- 「きらら397」と比べ、稈長・穂長は長く、穂数は少ない"偏穂重型"の草型である。
- 玄米収量は「きらら397」「ななつぼし」よりも多く、千粒重は「きらら397」と同程度からやや軽い。
- Wx-a遺伝子を持つため、白米のアミロース含有率は高く、約30%を示し、炊飯米の食味は「きらら397」に比べてかなり劣る。
- 白米のタンパク質含有率は、「きらら397」よりも低い。
- 穂ばらみ期障害型耐冷性は「きらら397」よりも優る"強"、いもち病圃場抵抗性は、葉いもちが"やや強"、穂いもちが"やや弱"である。
出願番号 (出願日) |
公表日 | 登録番号 (登録日) |
育成者権の存続期間 |
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26973 (2012年4月23日) |
2012年7月19日 | 23428 (2014年5月16日) |
25年 (満了日:2039年5月16日) |
交配組み合わせ | 旧系統名 | ||
夢十色 / 初雫 // 初雫 | 北海315号 |