品種詳細
こなだもん
ふっくらと形が良く、かたくなりにくいパンが焼ける米粉専用品種です。現在、製粉会社と共同で普及適性の検討を行っています。
主要特性
- 生育特性や収穫時期、収量は「ヒノヒカリ」とほぼ同じです。そのため、高標高地をのぞく西日本の広い範囲での栽培に適すると考えられます。
- 米粉は、損傷デンプン(傷ついたデンプン粒)が少なく、粒も細かいため、パンがよくふくらみます。
- アミロース含有率は「ヒノヒカリ」と「ミズホチカラ」の中間で、パンの型くずれしにくさと硬くなりにくさを両立しています。
こなだもん(左)、コシヒカリ(右)の米粉パン
こなだもんのパンは変形が少ない
米粉パンの硬化速度
(バーが短いほうがかたくなりにくい)
出願番号 (出願日) |
公表日 | 登録番号 (登録日) |
育成者権の存続期間 |
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28007 (2013年3月18日) |
2013年7月 5日 | 24337 (2015年5月20日) |
25年 (満了日:2040年5月20日) |
交配組み合わせ | 旧系統名 | ||
ヒノヒカリ/放育5号 | 西海269号 |