品種詳細
きたげんき
「きたげんき」は出穂期は"やや早"、成熟期は"やや晩"に属する粳種です。多収で、耐倒伏性、穂ばらみ期耐冷性が強いのが特徴の飼料用米品種です。「たちじょうぶ」よりも成熟期が早いため、より広い地域での栽培が可能です。
主要特性
- 「ななつぼし」と比較して、出穂期は1日早い"やや早"、成熟期は3日遅い"やや晩"に属する。
- 「ななつぼし」と比較して、稈長は短く、穂長は長く、穂数は少ない"穂重型"の草型である。
- 粗玄米の収量性は、多肥区で「ななつぼし」よりも26%高い。
- 穂ばらみ期障害型耐冷性は、「ななつぼし」より強い"強"である。
- 未知のいもち病真性抵抗性遺伝子を持つと推定され、いもち病圃場抵抗性は葉いもちは"やや弱"、穂いもちは"中"である。
- 耐倒伏性は"やや強"であり、「ななつぼし」よりも強い。
- 玄米品質は「ななつぼし」よりも劣るため、識別性がある。
出願番号 (出願日) |
公表日 | 登録番号 (登録日) |
育成者権の存続期間 |
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30961 (2016年3月23日) |
2016年6月28日 | 26634 (2018年3月 9日) |
25年 (満了日:2043年3月 9日) |
交配組み合わせ | 旧系統名 | ||
北海310号 / 札系07227 | 北海327号 |