品種詳細
ゆきむつみ
「ゆきむつみ」は出穂期は"やや早"、成熟期は"中"に属する低アミロース米品種です。耐冷性に優れ、収量は「ななつぼし」並を示します。Wx1-1とqAC9.3の2つの低アミロース遺伝子を持ち、白米のアミロース含有率は約10%です。玄米食や加工用途、ブレンド米等での利用が期待されます。
主要特性
- 出穂期は「あやひめ」より1日遅い"やや早"、成熟期は「あやひめ」より4日遅い"中"に属する。
- 玄米収量は、「あやひめ」より10%程度多収で、「ななつぼし」並である。
- 穂ばらみ期耐冷性は"かなり強"で、「あやひめ」「ななつぼし」よりも強い。
- いもち病圃場抵抗性は、葉いもち、穂いもちともに"やや弱"であり「あやひめ」よりも劣る。
- Wx1-1とqAC9.3の2つの低アミロース遺伝子を持ち、白米のアミロース含有率は約10%の低アミロース系統であるが、「あやひめ」より2ポイント程度高い。
- 白米のタンパク質含有率は、「あやひめ」並である。
- 玄米による炊飯米、白米によるいかめしや冷凍棒寿司など粘りが強いことを利用した用途への加工適性に優れ、食味官能評価も高い。
出願番号 (出願日) |
公表日 | 登録番号 (登録日) |
育成者権の存続期間 |
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31048 (2016年4月12日) |
2016年7月27日 | 27895 (2020年3月30日) |
25年 (満了日:2045年3月30日) |
交配組み合わせ | 旧系統名 | ||
北海300号 / 北海PL9 // 4*北海300号 | 北海324号 |