品種詳細
さんさんまる
「さんさんまる」は、北海道での出穂期が"かなり早"に属するやや低アミロースの極良食味米水稲品種です。短稈で耐倒伏性に優れ、直播栽培において多収性を示すため、寒地における直播栽培に適しています。
主要特性
- 出穂期は「ほしまる」並の"かなり早"、成熟期は「ほしまる」並の"早"である。
- 移植栽培における玄米収量は「ほしまる」、「大地の星」とほぼ同じであるが、直播栽培では「ほしまる」、「大地の星」よりも多い。
- 直播栽培における稈長は「ほしまる」、「大地の星」よりも明らかに短く、耐倒伏性にも優れる。
- 穂ばらみ期耐冷性は"やや強"で「ほしまる」と同程度であり、「大地の星」より劣る。
- いもち病圃場抵抗性は葉いもちおよび穂いもち共に"強"であり、「ほしまる」よりも優る。
- 「おぼろづき」、「ゆめぴりか」と同じWx1-1遺伝子を持つため、直播栽培における白米のアミロース含有率は約15%と低く、「ほしまる」よりも約4ポイント程度低い。
- 炊飯米の食味総合評価は、「ほしまる」、「大地の星」に優る。
出願番号 (出願日) |
公表日 | 登録番号 (登録日) |
育成者権の存続期間 |
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33029 (2018年4月12日) |
2018年8月14日 | 29257 (2022年6月 9日) |
25年 (満了日:2047年6月 9日) |
交配組み合わせ | 旧系統名 | ||
札系08037 / 札系06007 | 北海330号 |