品種詳細

ことゆたか

「ことゆたか」は温暖地向けに育成された豆腐用黄大豆で、タマホマレよりも豆腐加工適性が高い品種です。また、耐倒伏性が強く、青立ちもほとんどありません。

子実の外観

成熟期の草本

主要特性

  • 「ことゆたか」は高蛋白の「エンレイ」を母、耐倒伏性の強い「九州96号(アキセンゴク/久万大豆)」を父として交配して育成された黄大豆品種です。

  • 成熟期は「サチユタカ」、「タマホマレ」と同じ"やや晩"で、生態型は"中間型"に区分されます。

  • 「サチユタカ」と同様に耐倒伏性が「タマホマレ」より強いです。また、「サチユタカ」、「タマホマレ」より青立ちが少ないです。

  • 「サチユタカ」、「タマホマレ」より裂皮粒の発生が少ないです。

  • 「サチユタカ」と異なり、「タマホマレ」同様にダイズモザイクウイルス病のA2系統に抵抗性を持っています。

  • 「タマホマレ」より豆腐加工適性が良好で、赤色系みそ原料にも適しています。

eru3

出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
20102
(2006年8月22日)
2006年11月17日 19477
(2010年3月18日)
25年
(満了日:2035年3月18日)
交配組み合わせ 旧系統名
エンレイ/九州96号 九州136号