品種詳細
エルスター
「エルスター」は子実の青臭みに関与する酵素であるリポキシゲナーゼの全てを欠失しており、風味・食味の良好な新規大豆加工食品素材として利用でき、子実重、子実粗蛋白含有率が「フクユタカ」と同等で、暖地に適します。

子実の外観(エルスター(左)とフクユタカ(右))

「エルスター」の利用例
主要特性
- 「エルスター」は「九交355(のちの「いちひめ」)」に「フクユタカ」を2回、「むらゆたか」を1回交配して得られた、子実に青臭みのないリポキシゲナーゼ完全欠失品種です。
- 成熟期は「フクユタカ」、「むらゆたか」と同じで“晩の早”の“秋大豆型”で、九州など暖地での栽培に適します。
- 子実重及び子実粗蛋白質含有率は「フクユタカ」と同等です。
- 豆乳や生大豆粉等を利用した新規大豆加工食品の素材として優れています。

| 出願番号 (出願日) | 公表日 | 登録番号 (登録日) | 育成者権の存続期間 | 
|---|---|---|---|
| (1997年4月24日) | 8646 (2001年2月 9日) | 20年 (満了日:2021年2月 9日) | |
| 交配組み合わせ | 旧系統名 | ||
| むらゆたか//フクユタカ/九交355 | 九州127号 | ||


