品種詳細

たまうらら

だいず「たまうらら」は、「オクシロメ」より成熟期が5~10日早い中生の早で、 百粒重が35g以上の大粒で外観品質が優れ、豆腐および煮豆加工適性に優れる。 また、収量性は「オクシロメ」より高く、茎が短く、倒伏抵抗性が優れる。

主要特性

  1. だいず「たまうらら」は昭和58年に病虫害抵抗性で、白目・大粒・良質・多収性を目標に、大粒の「刈交296F6」を母に、シストセンチュウ抵抗性の「刈系237号」を父として交配を行い、育成した品種である。
  2. 熟期は「オクシロメ」より育成地では約10日早い中生の早、青森県では4、5日早い中生種である。
  3. 主茎は「オクシロメ」より約20cm短く、耐倒伏性に優れ、蔓化も見られない。分枝が「オクシロメ」と同様に少なく、主茎型である。
  4. 収量は「オクシロメ」を上回り、多収性である。
  5. 「オクシロメ」より蛋白質含有率が高く、豆腐加工適性に優れる。
  6. 種皮は黄白、臍色は黄で粒大は百粒重が35g以上の大粒で外観品質が良く、煮豆加工適性も良好である。
  7. ダイズモザイク病抵抗性は中である。

栽培適地

栽培適地は東北北部および中部地域

出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
11859
(1999年6月29日)
2000年2月22日 10622
(2002年9月30日)
20年
(満了日:2022年9月30日)
交配組み合わせ 旧系統名
刈交296F6 x 刈系237号 東北118号